共に支える
Café de FUKUSHIMA 活動報告



支援の働きは目に見える部分だけで行っていくことはできません。

お茶の会であれば、下打ち合わせをし、必要な機材をそろえます。
開催の告知を漏れがないようにおこない、初めての場所なら下見も必要です。

それだけではありません。

開催に至るまでには多くの人との信頼関係や協同が不可欠です。
そうしなければ、支援の働きは簡単に、
支援を必要としている人から離れた、単なる自己満足に陥ってしまいます。

これらの支援を支援たらしめる様々な要因を、
支援の根っこと言ってもよいかもしれません。

そしてこの根っこにしっかりと支えられた支援を行うに、
特に震災から6年3か月を経ようとする現在の被災地では、
決して一人の力だけではできないのです。

「Café de FUKUSHIMA」石川さんの活動報告をお送りいたします。

今回の報告を改めて拝見させていただきました。
多くの協力者の方、協力団体のお名前を拝見しました。

活動の場所も多様です。
仮設住宅だけではなく、帰還後のデイサービスセンターなどもあります。

様々な形で活動が展開されていること。
多くの方とのつながりがあること。
それらは支援の活動の根が深く根付くことの大切さ、
そして同時に、もし根がしっかりとしているなら、
その活動は簡単にはついえない。
むしろそこにおられる方々を本当に支えうる力を持つことを知らされます。

どうぞ石川さんの活動報告をご覧いただきまして、
皆さまの祈りに覚えていただければ感謝です。


(2017年6月8日 東北ヘルプ理事 阿部頌栄)



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